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日本の大学での単位はアメリカで通用するの?
日本の短大や大学で取得された単位は、どのくらいアメリカの大学に編入単位として認められるのでしょうか?iiwaveには頻繁に、「日本の短大/大学を出ていますが、アメリカの大学の一般教養としてどれくらい単位として認めれますか?また、認められるのであれば、3年生から入れますか?」という内容の質問が送られてきます。

編入に持っていける単位というは、それを受け付ける大学側に最終的にその単位を編入単位として認めるかどうかを判断する権利があります。ほんの一握りのアメリカの大学で、出願する前にあなたの日本の大学での単位が、どのくらい編入単位として認められそうかをレビューしてくれる大学もありますが、ほとんどのアメリカの大学では、出願して合格が決まってから、どの単位を編入単位として認めるかを判断するというプロセスに入るため、応募する前からどのくらい単位が認められるかはわからないのです。

その理由は、日本の大学の内容とその大学の単位の内容を見比べるという作業は、大変時間がかかるため、どの大学も出願すらしていていない学生に対して、そのようなサービスを行なう人材や予算が取れないためです。これがアメリカの大学からアメリカの大学への編入だったとしても同じことが言えます。

一般的に言えることは、どの大学にもあるような一般教養科目である「マクロ経済概説」、「西洋史I」、「フランス語I & II」といったような教科は認められることが多く、専門分野の教科になればなるほど認められづらくなってきます。

自分でどのくらい編入単位として認められそうか、予測を立てることはできます。編入単位として認められるには、日本の大学での授業内容とアメリカの志望大学での授業内容が、ほぼ100パーセントマッチしている必要があります。ですから、自分の大学のシラバスと志望校のカタログにある授業内容をじっくる見比べてみてください。あくまで予測ですが、時間をかけて行なうことによっておおまかな推測をすることができます。

「日本の大学の単位をより多く認めてもらえるアメリカの大学はどこですか?」という質問もよく送られてきますが、どこの大学なら認めてくれて、どこの大学なら認めてもらない、という性質のものではなく、日本での授業と志望校の授業の内容が合致すれば認めてもらえますが、そうでない場合はどこのアメリカの大学でも認められないということを理解してください。

実際にシラバスを比べてみましょう。

ここでは、例としてまず日本大学の心理学概説Iのシラバスとフォーダム・ユニバーシティの心理学を見てみましょう。

日本大学 文理学部

前期 2単位 授業計画
1.
ガイダンス
8.
感情・情動
2.
心理学とは何か
(心理学の定義と対象)
9.
感情と認知
3.
心理学研究のアプローチ
10.
感覚
4.
行動の生物学的基礎
11.
知覚
5.
脳・神経系の構造とはたらき
12.
まとめ
6.
学習
13.
試験・レポートなど

7.

動機づけ
 

後期 2単位
1.
ガイダンス
8.
自己意識・自己開示・自己呈示
2.
記憶・知識の構造
9.
集団の構造とダイナミズム
3.
思考と推論
10.
環境認知
4.
性格
11.
心の病気とカウンセリング
5.
知能
12.
まとめ
6.
発達
13.
試験・レポートなど

7.

対人認知・対人関係の認知
 

フォーダム・ユニバーシティ(ニューヨーク州 私立4年制ユニバーシティ)

PSRU 1000-Introduction to Psychology: Life Science (3 credits)
An introduction to the contents and methods of scientific psychology as a life science. A survey of the facts, principles, and theories of psychology relating to learning, sensation, perception, cognition, motivation, developmental, personality, abnormal, and social psychology.

(訳:生命科学における心理学の概要と科学的な研究の方法の入門クラス。真実の概説、感情、知覚、認知、動機づけ、発達、性格、異常心理、社会心理学について原理やセオリーについて学びます。 )

この2つの授業内容を比べるとかなり似通っていることがわかると思います。こういった場合は日本大学は4単位の授業ですが、フォーダム・ユニバーシティ心理学のクラスは3単位のため、この3単位分として認められる確率が高いでしょう。

では、次に認められないケースを見てみましょう。

ここでは例として明治大学の政治学概論のシラバスとユニバーシティ・オブ・イリノイ、シカゴ校の政治学を比べて見ました。

明治大学 文学部 政治学概論

現代の政治はきわめて流動的でその方向は見えていない。「政治」に関する基礎的なことを十分に理解することによって現代政治の諸問題について考えることができるようになる。この講義では政治を理解するための基礎的な事柄について解説し,このことを通じて政治を見る眼を養うことを目的とする。

授業内容 :

  1. 政治学の学説的概観
  2. 政治と権力:政治権力についての基礎概念の解説
  3. 現代社会における政治意識:とくに政治的無関心について
  4. 日本の政治文化の特徴
  5. 現代政治における政党の役割り
  6. 選挙制度とその問題点について
  7. 政治と自治:地方分権について
  8. 国際政治

ユニバーシティ・オブ・イリノイ、シカゴ校 (州立4年制ユニバーシティ)

POIS101 - Introduction to American Government and Politics (3)
Introduction to American political ideas, individual and group political behavior, institutions of national government, and public policy.

(訳: アメリカ政府の政治理念、個人やグループの政的行動、国家、公共政策などの概論。)

この2つの授業を比べると、明治大学の内容は、ほぼすべて日本の政治について学び、ユニバーシティ・オブ・イリノイ、シカゴ校は、アメリカの政治についての内容であることがわかります。こういった場合は、両校とも政治入門であることには変わりないのですが、その内容に大きな差があるために編入単位として認められないという予測を立てることができます。
編入単位の認定プロセス
編入単位の認定は、志望校の大学の担当者が行なう場合と、アメリカにある単位認定会社にその単位の認定を任せる大学とがあります。単位認定会社はいくつかあり、認定にかかる手数料は100〜300ドル程度です。

編入単位認定のプロセス その1 アメリカの大学の担当者が認定を行なう場合

1 日本の大学に英文成績証明書を発行してもらう
2 それぞれの授業のシラバスを入手し、シラバスを翻訳する。
3 出願して入学許可が下りたら、英文成績証明書と翻訳したシラバスを大学に送付
4 大学の単位認定担当者が日本の単位を評価
5 大学からどの教科が何単位分認められたと報告あり

*シラバスが不要な場合もあります。

編入単位認定のプロセス その2 単位認定会社が認定する場合

1 日本の大学に英文成績証明書を発行してもらう
2 それぞれの授業のシラバスを入手し、シラバスを翻訳する。
3 大学の指定する単位認定会社に1と2を送付
4 単位認定会社からの書類と英文成績証明書を志望大学に送付

*シラバスが不要な場合もあります。

 
 


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